本は、日常に潜む迷宮だ。
ばらばらと無造作に散らかった古書が、時間の経過とともに立ち上がっていく。
それはまるで建物のように成長し、小さな街を作り上げる。
それはまるで建物のように成長し、小さな街を作り上げる。
不安定に積み上げられたそれらは、何かの拍子に音を立てて崩れ落ちるかもしれない。
そしてまた、立ち上がる。
物語が存在する限り−−
撮影:谷 裕文
素材:本、コンクリート
Materials: books, concretes
2016, 六本木アートナイト2016 ストリートアートパフォーマンス